新聞の折り込みチラシを「拒否する」というサービス

ネットが力をつけていくにつれ、既存のメディア、特に新聞は危機感を感じているようです。
かくいう私も、知人で某通信社の記者がいるのですが、将来についての不安を漏らすのをきいたことがあります。
とはいえ、わたし個人としては、新聞というメディアはそう簡単にはなくならないのでは、と思っていますが・・・。
 
では、現時点での新聞社のビジネスモデルの延長線上で、どういった可能性があるかと考えてみた次第です。
 
そこで思い至ったのが、折り込み広告の拒否サービスです。
よく郵便受けに「迷惑チラシお断り」なんていうシールが貼ってあったりしますが、同じように新聞の折り込みでも、配られる側に選択権があってもいいのではないでしょうか?
 
たとえば、わたし個人のことで言いますと、パチンコの広告ははっきり言って無駄以外の何物でもありません(パチンコ業界の方、そしてパチンコファンの方、ごめんなさい)。
週末ともなると、これでもか、と言わんばかりにチラシが入ります。
資源の無駄だとも思うし、広告主からしてもコストの無駄なのでは、と思う次第。
 
こういった無駄を省けば、消費者の側からも有益ですし、広告主からしても、要望な顧客にピンポイントで広告が打てるようになるわけで、いいことなんじゃないか、と。
 
もちろん、広告には「偶然の出会い」という面もあるわけで、一概に全てこのやり方がいいとは思いませんが、いたずらに、「非顧客」の嫌悪感を煽るような仕組みは脱したほうがよくはないでしょうか?