iSight標準装備の狙いは何か?

iSight自体は以前から販売されていますし、iChatAVは標準で添付されていますから、カメラ(iSight)さえ買えばOKだったわけです。
しかし、ここにきてAppleiMaciSightが標準装備してきたというのは、どうしてでしょう?iSightが売れに売れまくっているから「これはもう標準で付けた方がいいよな」という判断だったのでしょうか?これはあまり考えられない筋ですね。では、これからはビデオチャットAppleが世界の標準として制覇するぞ!という意気込みからでしょうか。これもあまり考えられません。
では、やはり何かの戦略があるのではないでしょうか?
 
エントリが遅れてしまったので既にどこかで書かれてしまってそうですが(汗)、やはりこれは"ビデオPodCast"への布石ではないでしょうか?
現在、MacユーザーであればGarageBandを使って自分のトークを録音することは簡単にできます。それをPodCastするのも簡単です。別売りの機材なんかは必要ありません。もちろん本格的なものにしようと思えばそれなりのものはいるでしょうが。
で、ここへ来て「iMaciSight標準装備」と来たわけです。ムムム、とここで思いましたね。「これは、自分でビデオ版のPodCastができるようになるのではないか?」と。
http://www.apple.com/jp/ilife/imovie/import.html
上記サイトの右下の部分をご覧ください。すでにiSightiMovieに対応しています。iMovieは以前からMacには標準添付のソフトです。ということはつまり、「新型iMacさえあれば、何も追加で購入することなく"ビデオPodCast"ができてしまう!!!」ということなのです。
いやはや、ここまでくるとため息しか出ません。スティーヴ、あんた、すげーよ、やっぱ。
 
プレゼンの中では、Front Rowがメインでしたが、本命はこっちじゃないでしょうか?PhotoBoothはおまけという感じで(笑)。
iTunesが音楽ビデオに対応しましたし、あとはビデオ版のPodCastシステムさえできれば、本格的にお披露目になるのでは?
ということはiTunes7を待てということでしょうか?iTMS側のアップデートだけである程度対応できそうですけどね。