ネットによるチープ革命はトリクルダウンの夢を見ない


遅まきながら現在文春新書の「2011年 新聞・テレビ消滅」を読書中。
おお、やっぱりネットで世の中変わるぞ、という興奮と同時に既視感・・・
これはモッチー(id:umedamochio)を愛読した頃の
そう、チープ革命とかコモディティ化とかあったなぁ(遠い目)


隠居されてからというもの(失礼!)将棋観戦とかジジ臭くなったもんなぁ(失礼!失礼!)
もっちーぃぃぃぃ、カム・バーッッック!!!


いや、失礼。


ちょうど今日のブクマでこんなのがあった。
朝日新聞の早期退職制度「今辞めてくれたら年収の半分を10年間支給するよ」


ま、高給取りのひとたちにはどんどん退場してもらわないと世の中もたんわな。
で、結局、ひとがやってたことがどんどんネットに奪われていく。
いい悪いではなく。不可避的に。


で、そのコストダウンした分ってどこに消えてるんでしょう?
経済学だと乗数効果って言うんですか、そういうやつありましたよね?
なんかそれ、嘘じゃない?っていうかもう今の世の中には成立してないんじゃ・・・
新しい産業がおこればそれによって雇用も生まれて、お金も巡って・・・という話のはずだけど、どうやらそうはなっていない。


イノベーションのジレンマ?(読んでません)


トリクルダウンって言うのもありましたねー。
竹中さんとか中川(酒じゃないほう)さんとか。
いまだとみんなの党の渡辺さんかかな。個人的にはがんばってほしいが。
でも、いまさらそんな言葉には踊らされたくても踊れない年になってしまったよ、トホホ。