怒濤の中の一粒の砂金を求めて,,,梅田望夫氏[コラム] 新著「ウェブ時代 5つの定理」2月27日刊行
私の(いや、はてなを使う人の多くがそうでしょうが)尊敬する梅田さんの新著が出るようです。
新著「ウェブ時代 5つの定理」2月27日刊行 - My Life Between Silicon Valley and Japan
このエントリでは、前書き部分が全文公開されています。
(このあたりが、今の時代を反映していますね)
ここで、梅田さんがシリコンバレーでオピニオンリーダーと呼ばれる人々について
彼ら彼女らの切れ味のよい言葉の数々が、多くの人にインスピレーションを与える
と言っているのと同じく、私は梅田さんの言葉からあるインスピレーションを得ました。
というのは、最近、ビジネス書では速読や多読がもてはやされていますが
ある意味、それには理由があったのだな、ということです。
どういうことか?
最近何冊か著書を読んだ勝間和代さんとか(けっこう好きな内容でした)
読んでませんが(汗)レバレッジリーディングの本田直之さんとか
多読・速読を勧める本はたくさんあります。
しかし、正直なところ、値段の割に内容の薄いビジネス書や自己啓発本の類は
ガンガン読むには、なんだかちょっと遠慮したいな、というのが本音でした。
でも、その一方で、今の時代の流れの速さや先行きの不透明さに
どうしても戸惑ってしまう自分というのもあるわけで
そんななか、梅田さんの次の言葉は胸に響きました。
言葉の力はおそろしいものです。毎日毎日、心が萎えるような言葉をシャワーのように浴びるのと、オプティミズムにあふれた未来志向のわくわくする言葉に勇気付けられるのとでは、同じ人でもまったく違う人生が広がる。そんな思いを改めて強くしました。
多少(というかだいぶ?)へそ曲がり気味の私ですが、これは本当だな、と認めざるを得ません。
そして、毎日大量に発行される活字を浴びるように読むというのは
そういった「オプティミズムにあふれた未来志向のわくわくする言葉」を見つける上で
今の時代にとって、混沌の中から「一粒の砂金」を見つけるようなものだということ。
その意味で、多少即物的とも思える(失礼!)ビジネス書の多読も
今の時代だからこそ、必要とされているのかな、と思いました。
はてなも京都に戻って来るという知らせがあり(プレスリリース - 株式会社はてな)
関西出身の私としては、なんだかワクワクする状況になってきているような気がしています。
単なる偶然ですが、今日も4冊も本を買ってしました。
もう、今日は遅いのであれですが、週末に掛けて、読みまくるぞ!と宣言しておきます(笑)。
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