亀井さんはそろそろ自重したほうがいい

郵政民営化はひっくり返すは、元官僚を起用するは、挙げ句の果てに補正予算閣議をぶっちしてお流れにして上乗せを要求と、まぁ、よくもこれだけやったもんだなと思う。
ある意味すごい実行力というかなんというか・・・


国民新党という弱小政党にも関わらず、ここまでのことができたのは、連立政権内でキャスティングボートを握っているためだ。
うまく権力を使って自分たちの政策を実現していくのは政治家の仕事なのだから、ある意味では評価するべきかもしれない。


でもちょっと待ってほしい。
国民新党ってこの前の選挙でどんだけ支持されたんだっけ?
民主党308議席とったのに対して、国民新党はたったの3議席だよ。
wikipedia:第45回衆議院議員総選挙


わずか3議席の政党が308議席の政党を振り回すって一体どうなんだ?


はっきり言って、いま亀井さんがしていることは国民に支持されてることじゃない
たまたま議会制民主主義の仕組みのなかで手にした、棚からぼたもちの権力に過ぎないのだ


ところが、亀井さんと来たら「どうだ、まいったか」ってな調子でにやにやしている。


亀井さん、有権者バカにしちゃいけないよ。
みんな見てるんだ。しかも、その大部分はあんたの政党を支持してないんだ


今回の件で改めてよーくわかった。
やはり国民新党ってのは、自民党政治のいちばんダメだった部分、つまり
「ゴネ得」を体現した政党だということだ。


亀井さん、そろそろ自重しないと、いいかげん国民は愛想を尽かしますよ。